北海道事業部門Y・K2015年入社
北海道札幌市出身の生粋の道産子。商品開発部にて白だしやもつ鍋スープなどの開発に携わったのち、工場移管の業務に従事。一昨年竣工した「久原本家食品 北海道工場」にて、北海道のおいしい食材や食文化を広めていくための商品づくりに挑んでいる。
大学進学がきっかけで北海道と出会う。入社後、福岡にて久原醤油・茅乃舎・椒房庵商品の開発に従事した後、2019年より北海道へ。北海道の食材を使用した商品開発を中心に、北海道を盛り上げていくミッションを遂行中。
北海道に元気を。北海道に恩返しを。
Y・K:「今の北海道は少し寂しい気がする。だから元気にしたい。」会社説明会で一番最初に聞いた河邉社長のこの言葉に、私はショックを受けました。明太子の原産地として度々北海道を訪れていた社長はそのような想いを持っていたようです。北海道出身の私でも何の危機感も感じていなかったのに、九州の会社が北海道のことを気にかけてくれている。元々食に興味があったので、自分自身も地元を元気にしたい、恩返しがしたいと思い久原に入社を決めました。
この入社のきっかけや想いは、現在一緒に働いている同僚も同じだったことには驚きましたね。
開発と商品化。
チームで北海道の味をつくっていく。
S・M:私は北海道の食材を使用した商品開発を担当しています。北海道と言うと、おいしいものがたくさんあるイメージだと思うのですが、まだ知られていない地元の食材であったり、厳選された物やこだわりの逸品も多く残っています。そうした食材などを見つけだし、北海道ならではの味、久原ならではの味を作ることが今の役割です。
Y・K:私の場合、同僚が開発した新しいレシピを商品化につなげていく「落とし込み」の部分を担当しています。おいしい味が作れたとしても、その味を工場で大量に生産していく場合、そこには工夫と高度な技術が必要になります。おいしい味をおいしいままに商品へと落とし込んでいく、そしてお客様へお届けできる形にする。よりお客様に近いところで商品開発に携わるという緊張感とやりがいの毎日です。
ゼロから始める苦労。
ゼロから生み出す喜び。
S・M:北海道事業は、本当にゼロからのスタートでした。本社にはもちろん色々と意見をいただけるメンバーもいるのですが、味作りについては最初は一人で向きあわなければなりません。日々試行錯誤の連続で上手くいかないことも多く、苦労も大きいですが、自分で作った新しい味が形になった時はとてもやりがいを感じますね。何事も自分で決めて自分で責任を持つという経験は、日々のモノづくりへのモチベーションにつながっていると思います。
想いを活かし、想いを支える。 S・M:北海道のポテンシャルは非常に高いと思っています。私の中では日本一です。なので、そのポテンシャルを上手く活かしながら世界にも通じる味作りをしたいと思っています。当社の商品を知って、使って、楽しんでもらうことで、北海道を元気にしていきたいと思っています。決して簡単なことではないですが、北海道の食文化に少しでも貢献できるようチームで挑戦を続けていきたいと思います。
Y・K:まだ動き出したばかりの事業ではありますが、これから道民のみなさまに愛していただける会社にしていきたいと思っています。食卓が楽しくなったり、北海道の食材の魅力が再発見ができるような商品を作っていけたらと思っています。そして、北海道だけでなく日本全国や世界にも広めていけるように同僚とも知恵を出し合って挑戦を続けたいと思います。