久原本家グループ、創業三百余年の酒蔵「伊豆本店」を再興
2026年1月7日(水) 、新生【伊豆本店】開業
世界遺産の地・宗像から、新銘柄『宗像（むなかた）』誕生

久原本家グループは、1717年創業の老舗酒蔵「伊豆本店（所在地：福岡県宗像市）」の株式を取得し、 2024年4月にグループに迎え入れました。
　この度「伊豆本店」は、酒蔵を中心に施設全体を改築し、2026年1月7日（水）に新銘柄『宗像（むなかた）』とともに、新生『福岡 宗像 酒蔵 伊豆本店』として開業いたします。
　世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群を有する宗像の地で、歴史ある文化と自然に寄り添いながら、“日本の食文化を未来へ伝える”という久原本家グループの理念のもと、酒造見学や直売所、酒蔵BAR等を有した“魅せる酒蔵“へと生まれ変わります。宗像の新たな観光スポットとしてもご注目ください。

酒蔵 ― 三百年の伝統に、あたらしい息吹を。“魅せる酒蔵“をコンセプトにリニューアル

　伊豆本店は、1717年（享保2年）に創業。酒造株を得たことを機に酒造りを開始し、300年に渡って歴史を積み重ねてきた老舗の蔵元です。
　伊豆本店は、当グループ社主・河邉にとって母方の実家にあたります。久山町にて当グループが運営する茅葺きのレストラン『御料理 茅乃舎』は、伊豆本店の茅葺き屋根を葺き替える様子を河邉が目の当たりにしたことがきっかけで誕生しました。いわば「茅乃舎」ブランドの原点と呼べる場所でもあります。かねてより伊豆本店の今後の経営について相談を受ける中で、伊豆本店が積み重ねてきた歴史や酒造の技術を今後も継承したいという想いが一致し、2024年4月に当グループへ参画するに至りました。

　この度、久原本家グループへの参画を機に、酒蔵を中心とした施設全体の改装に着手。茅葺きの建屋や煉瓦造りの煙突など、歴史の趣きを残しながら、“魅せる酒蔵”をコンセプトに、新たに「醸造蔵」「酒蔵BAR」「直売所」「歴史展示」「甘味」の5エリアを新設します。酒造りの様子を見学し、できたての日本酒を味わい、お買い物も楽しめる。日本酒の文化に触れながら、体験ができる酒蔵として新しく生まれ変わります。

【伊豆本店 敷地内各施設のご案内】

神の地 福岡・宗像から、新銘柄『宗像』誕生。

今回のリニューアルを機に、日本酒の新銘柄『宗像（むなかた）』が誕生します。世界遺産の地・宗像で受け継がれてきた自然の恵みを大切に、地元を中心とした米と水で醸す新しい時代に向けた地酒です。
　杜氏には、北海道・上川大雪酒造から招聘した職人・若山健一郎氏を迎え、伝統技術と最新設備を融合させた酒造りを行います。豊富な経験を有した杜氏のもと、山田錦・夢一献・寿限無といった福岡県産の酒米の特徴を活かしながら、地域と共に歩む日本酒を造ってまいります。
　また、従来の伊豆本店を象徴する代表銘柄でもある純米酒「亀の尾」も、引き続き製造を継続します。戦後に姿を消した幻の酒米「亀の尾」を、十一代蔵元が七年かけて復活させた銘柄。伝統と挑戦の象徴として、新ブランドとともに歴史を紡いでまいります。オープン時には『宗像』銘柄3種、『亀の尾』銘柄1種、梅さけ1種の計5種類を販売予定です。

※記載された情報は、発表日現在のものです。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承願います。

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