久原本家グループ(福岡県糟屋郡久山町 社主:河邉 哲司、以下 当グループ)は、「茅乃舎だし」など和風調味料を販売する株式会社久原本家から、2022年10月14日(金)に「茅乃舎ノ道具」※シリーズより、 『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え 応量器 墨』を新発売します。
「茅乃舎ノ道具」は、日本の伝統を日々の暮らしに取り入れ、その価値を伝えていくことを目的としてさまざまな商品を展開してきました。古来より、曹洞宗の僧侶が食事をする際に使用する漆器「応量器」を、現代風にアレンジした『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え 応量器 白』は、今年の3月30日の発売以降、大変ご好評をいただいております。この度、お客様からのお声を受け、墨のようにやわらかな色合いの『【茅乃舎ノ道具】茅乃舎別誂え 応量器 墨』が新登場いたしました。さらりとして、重厚すぎないやわらかな黒色が、様々なお料理を引き立てます。
当グループは、今後も日本の食文化を伝える活動を通じて、日本製の持つ美意識、魅力を発信し、食卓での特別なシーンを演出してまいります。
※茅乃舎ノ道具( https://www.kubara.jp/kayanoya/dougu/dougu/)
【当商品のポイント】
●季節の料理を引き立てる黒色
お手持ちの器と合わせやすく、様々な料理となじむように、黒色の顔料を調合した独自のうわ薬で仕上げました。ほどよくマットで華美さを抑えた質感は、僧侶が使った漆器の応量器を彷彿とさせます。刷毛目のような風合いは、職人が生地をヘラで削った手仕事の名残です。
●僧侶の食卓から生まれた、無駄のない美しさ
大小6つの椀と皿が入れ子になった応量器は、もともと僧侶が一揃いずつ所持していた器で、その時々にいただく食事の量に応じて使い分けられていました。必要なものを必要なだけ感謝とともにいただく、僧侶の食への姿勢が生んだ、無駄のない美しさが魅力です。
●今の暮らしに寄り添う機能性
応量器は古くから存在しますが、様々な食事をこれ一つで受け止めてくれる機能性、場所を取らない収納性が現代の生活に似合います。従来の応量器は木製(漆器)ですが、今の暮らしに寄り添い、レンジや食洗器でも使用できる磁器でお作りしました。
●応量器「白」も引き続き販売中
22年春の発売以降、ご好評いただいている応量器「白」は、大変ありがたいことに現在も品薄状態が続いております。洋食にも似合う温かな白、食卓を引き締める凛々しさを持ち合わせた「墨」。応量器の背景にある伝統や精神性を感じながら、それぞれの暮らしに応じた楽しみを発見していただけたら嬉しいです。
※1 茅乃舎ノ道具
茅乃舎が出会った、日本各地の素敵な道具たち。作り手の方々と対話を重ねて生まれた、機能美に優れた特注品も。
台所道具や器など日々の暮らしを豊かに彩り、長く愛用できるものをご紹介しています。