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2024/10/03
イベント

いま注目の6名の工藝作家による、 「つながるバトン」をテーマにした展覧会 ヒナタノオトpresents『工藝のバトン』
2024年10月5日(土)~6日(日)の2日間、福岡・久山『御料理茅乃舎』にて開催

久原本家グループは、「茅乃舎だし」など和風調味料を販売する株式会社久原本家から、10月5日(土)~6日(日)の2日間、茅乃舎発祥の地「御料理茅乃舎」にて全国より厳選した注目の6名の工藝作家による展覧会『工藝のバトン』を開催いたします。
 東京日本橋で工藝ギャラリー「ヒナタノオト」を営み、ものづくりを次世代へ「つなぐ」稲垣早苗氏と茅葺き屋根をはじめ、竈や籠づくり、食についても、先人の知恵と技を現代に「つなぐ」茅乃舎、双方の想いが一致し企画された本展。会場では、作品とともに「つながるバトン」をテーマに作家自らが筆をとった文章も展示されます。是非この機会に、工藝のバトンをつなぐ6名の作家の作品をお手にとってご覧ください。

 「ヒナタノオト」は、東京・日本橋浜町にある、工藝・クラフトのギャラリーショップです。
工藝、手しごとと呼ばれる、人の暮らしに生きるものを作る人たちと、それを巡る人々を結ぶ場所を作り続け、全国から根強く支持されています。「ヒナタノオト」を営み、多くの工藝作家と交流がある稲垣さんが大切にしているのは「つなぐ」ということ。工藝というものづくりには、作り手の才だけではなく、受け継いできたものへのリスペクトと、次の世代への愛が必要だといいます。
『茅乃舎』の生活道具ブランド「茅乃舎ノ道具」を手掛けるディレクターもその一人であり、長年の想いが実を結び、茅乃舎発祥の地「御料理茅乃舎」での開催が決定いたしました。

※画像は出展作品のイメージです

イベント概要

■日時:2024年10月5日(土)、6日(日) 10:30〜17:00
    ※時間は状況により変更になる場合がございます
■場所:御料理茅乃舎「楽舎」福岡県糟屋郡久山町猪野字櫛屋395-1
■出展作家(順不同・敬称略)
松塚裕子(陶芸/東京都 ※福岡県出身)
勢司恵美(竹細工/茨城県 ※大分県にて修行)
富井貴志(木工/新潟県)
下地康子(染織/神奈川県 ※沖縄県出身)
大谷桃子(陶芸/滋賀県)
クロヌマタカトシ(彫刻/神奈川県)
■問い合わせ先:092-976-2112(御料理茅乃舎)

出展作家紹介

松塚 裕子
Yuko Matsuzuka
1981年福岡県生まれ。2004年武蔵野美術大学工芸工業デザイン科陶磁専攻卒業。2006~2010年神戸芸術工科大学造形学科陶芸コース実習助手として勤務。2010年東京都深大寺の自宅工房にて制作を始める。

勢司 恵美
Emi Seishi
1978年茨城県生まれ。2008年大分県立竹工芸訓練支援センターにて竹を学ぶ。卒業と同時に独立。時には職人さんに手ほどきを受けつつ、昔ながらの荒物作りを志す。現在、地元茨城に戻り、竹伐りからの一貫した竹細工の日々を送る。

富井 貴志
Takashi Tomii
1976年新潟県生まれ。筑波大学大学院数理物質科学研究科中退後、森林たくみ塾にて木工を学ぶ。卒塾後、オークヴィレッジ株式会社に勤務。2008年京都府相楽郡南山城村に工房を開設。2015年工房を新潟県長岡市に移転。2019年第93回国展準会員優作賞受賞。

下地 康子 / URIZUN
Yasuko Shimoji
1968年沖縄県首里生まれ。1986年沖縄県立首里高校染織科を卒業1990年沖縄県立芸術大学工芸専攻織コース卒業。2015年第89回国展国画賞受賞。同年、日本民藝館展奨励賞受賞。2021年第95回国展準会員優作賞受賞。

大谷 桃子
Momoko Otani
1971年京都府生まれ。1995年オレゴン州立大学卒業。1997年信楽窯業技術試験場釉薬科。1998年同場ろくろ科。1999年より各地でグループ展、個展、イベント参加多数。2008年夫の哲也と「大谷製陶所」を設立。

クロヌマ タカトシ
Takatoshi Kuronuma
1985年神奈川県生まれ。専門学校卒業後、住宅建築の現場監督の職に就く。この頃、独学で木彫を始める。退社後、職業技術校にて木工基礎を学び、2010年独立。2011年初個展(匙屋)2015年パリにて個展(Galerie planeterouge) 2017年厚木に工房を構える。

「つなぐ」とは、世代をつなぐことだけではなく、作り手同士をつなぎ、作り手と使い手をつなぐ、という願いも込められています。工藝のバトンを感じ、あるいは受け取りに、ぜひ展覧会へお越しください。
『工藝のバトン』は、 千葉県市川市ニッケコルトンプラザで10月26日(土)・27日(日)に開催される『工房からの風』において、巡回展としてご覧いただけます。(一部展示作品は異なります)
また、全国から50組以上の作家が集う野外クラフト展は、「メセナアワード」を、2016年に受賞したイベントでもあります。

ヒナタノオト概要

日本橋浜町にあるギャラリー・ショップ。2006年にオープンし、2021年に新店舗に拡張移転。新店舗では、常設展示空間のほか、ギャラリーとして「galleri vindue」(ギャラリ ヴィンドゥー。デンマーク語で窓の意)を併設。「芽」の意味を持つ「スプラウト」ビルの1階で、印象的な窓と共に、どこか北欧の雰囲気を漂わせた和みの空間を創っている。代表の稲垣早苗さんは、日本毛織株式会社在籍中に『工房からの風』、『ニッケ鎮守の杜』をディレクターとして立ち上げ、現在も企画運営を担当している。https://musubuniwa.jp/

記載された情報は、発表日現在のものです。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承願います。