久原本家グループは、「茅乃舎だし」など和風調味料を販売する株式会社久原本家から、2022年7月25日(月)に「茅乃舎ノ道具※1」の一つとして、茅乃舎オリジナルの深川製磁製の丼『【茅乃舎ノ道具】深川製磁製しのぎ深丼 瑠璃/青磁』を新発売致します。
1894年に佐賀県有田町で設立された深川製磁は、1650年頃から窯焚き業を営み、1900年のパリ万博にて金碑を受賞する等の輝かしい歴史を持ちます。世界でも稀有な、一貫して自社で手掛ける窯元として、確かなモノづくりと有田焼の歴史を継承しています。
「茅乃舎ノ道具」は、伝統を日々の暮らしに取り入れ、その価値を伝えていくことを目的として展開しています。このたび、茅乃舎の思いや姿勢に共感頂き、素材や質感、使いやすさに徹底的にこだわった丼を特別に深川製磁様に作っていただきました。
【当商品のポイント】
●料理を引き立てる透明度の高い「白磁」の白
きめ細かな陶土を練り上げ、一般よりも50~100℃高い1350℃で還元焼成※2することで生み出される透明度の高い白が、日常の献立を美しく引き立てます。
●手になじむ形と程よい重み、安定感のある持ち手のデザイン
直径は控えめで深みを持たせた丼は、程よい重みとしのぎ彫りの凹凸で持ちやすく、熱い汁物も安心です。和食・洋食どちらにもなじむ佇まいです。
●茅乃舎特注の「瑠璃」と有田の伝統色「青磁」の2色をご用意
丼外側の釉薬は、茅乃舎のブランドカラーである「鉄紺色」を想起させる茅乃舎特注の「瑠璃」。そして江戸時代から有田の地に受け継がれる「青磁」の2色からお選びいただけます。とろみのある自社配合の釉薬※3がしのぎ模様のくぼみに程よくたまり、艶感と深みどちらの質感も楽しめます。
【開発ストーリー】
「うどんや玉子丼など、いつもの献立がおいしく映える丼があったなら。」そんな想いから、有田焼窯元の深川製磁さんと茅乃舎で手を携え、幾度も試作を重ねて、このしのぎ深丼が完成しました。
「丼を手で包み込んだ時、ほっとひと息温かい気持ちになってほしい」というデザイナーの深川篤さんの優しい気持ちが伝わるデザインや、今回茅乃舎のために特別に調合いただいた釉薬等、深川製磁様の技術力とモノづくりに対する熱い想いが詰まった器です。
※1 茅乃舎ノ道具
茅乃舎が出会った、日本各地の素敵な道具たち。作り手の方々と対話を重ねて生まれた、機能美に優れた特注品も。台所道具や器など日々の暮らしを豊かに彩り、長く愛用できるものをご紹介しています。
※2 焼成(しょうせい)…原料を高熱で加熱して物質を変化させること。
※3 釉薬(ゆうやく)…琺陶磁器の表面に塗っておく薬品。焼成によってガラス質となり、水の浸透を防ぎ艶がでる。
【商品概要】
商品名 | 【茅乃舎ノ道具】深川製磁製しのぎ深丼 瑠璃/青磁 |
価格 | 各6,600円(税込) |
サイズ | 径15.3㎝×高さ9.9㎝ |
重量 | 約500g |
素材 | 土(磁土) |
販売チャネル | Web/通販 https://www.kubara.jp/kayanoya/dougu/dougu/ |
発売日 | 2022年7月25日(月) |